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Shop | 実店舗のご案内

アトリエで、実際にドレスサンプルをご覧いただきながら、直接お客様のイメージやお好みをお聞きしお打ち合わせいたします。


【完全予約制・不定休】

ご来店は、ご予約の上、10時〜22時まで承ります。

住所:広島市西区上天満町5-14

【お問い合わせ】

Mobile:090-1147-3631
(お電話は携帯電話にお願いいたします。)

Tel&Fax:082-548-1157

Mail:rubydress33@gmail.com

土・日・祝日は出荷およびメールのお返事などのnet業務をお休みさせていただきます。

【Profile】1974年生まれ 広島県呉市出身

1992年
大阪モード学園 入学
1995年
古着屋「mello」
1999年
イトキン株式会社 ファッションアドバイザーとして勤務
2000年
Tシャツの製造・卸し「クuラa」開業
2002年
スペインのアートジュエリーとのコラボショップ「セロナバル」open
2003年
ウェディングドレスのオーダーメイド&セレクトショップ「RuBy」 open
2004年3月
ファッションショー「バームクーヘン」開催
2004年6月
2Fからちょっぴり広くなって、1Fに移転
2006年9月
ファッションショー 「RuBy de vavite vous」開催
2011年6月2日
アトリエRenewal open
2013年9月
「RuBy」10周年
2018年
3月西区上天満町(現住所)に移転

Message

私の実家は手芸屋さんと併設して、紳士服の仕立て屋さんを営んでいました。
兄が就職活動を始めた頃、父から2着のスーツがプレゼントされた。
二十歳そこそこの若いもんには、きちんとし過ぎて、浮いてるように感じた。

だから、若い人は、サイズを合わせてきちんと作られた服より、正直、「はる○ま」やら「あ○やま」とかの安いので充分。
中学生がヴィトンのバックを持っていても、いいと感じないのと同じかと思う。

大阪で、ドラッグクイーンの衣装を頼まれたときに、初めて、着る人に合わせて作るということ、プラス「非日常」の衣装ということで、ダブルパンチを食らった。
それまで、購入する人が見えない中で、流行や価格に捕われて、Tシャツやカットソーなどの日常着を作っていた私には、これしかない!と

29歳で、ウェディングドレスを作り始めた私は、それまでにも、ずっと衣料に携わってきていたもので、まあ普段着のワンピースの延長線上のように思い、あまり難しく考えていませんでした。
採寸や仮縫いも、小さい頃に見ていたことだけを頼りに、回数を重ねることで、学んでいきました。

すべてフルオーダーで、毎回違う素材、デザインのため、毎回お勉強。

自分の中で自然とこだわっていたのは、着た時のラインでした。

よく、「背が低いからマーメイドラインは似合わない」とか、「おしりが大きいから、パンツよりスカート」とか言われているけど、似合わないのは、既製の服はある程度基準サイズに合わせて作っている為、平均身長の160cmの人が着たときに、きれいに見えるように作られており、150cmの人にはきれいなラインに見えないと感じてしまう。

例えば、ブーツカットのパンツの広がりを出す位置が、背が高い方だと膝あたりからなのに、背が低い方だと、ふくらはぎの辺りなる。
それだけで全くラインが変わってくるから、似合わないと判断されてしまう。
ただ、同じように広がりの位置を上げるだけで、似合う服になるのに。私からすると、もったいない!
服と体のバランスが良いと、似合う服になり、バランスが悪いと、ダサくなる。

たったそれだけのことだけど、自分に合う服とは、意外と出会いが少ない。

だから仕立て屋さんの娘としては、「似合う服を作る」それが私の答えです。

そうはいっても、まだまだです。ホント、まだまだです。だからいつも、120%全力投球です。
数年前に、テレビの取材をしていただいたときに、とっさに出た言葉が「毎回、恋人に作る気持ちでドレス作ってます」でした。
言った自分もハッとしました。そうそう、そうなんよ〜。と自分で言った言葉が嬉しかった。

結婚式自体、年々数少なくなっている上、一生に一度のものだからこそ、せめて着るだけでも幸せに感じる衣装を着てほしいのが本音です。
オーダーじゃなくても、私のとこじゃなくても、着る方にとって似合うものを選んでほしい。
結婚式は非日常で、特別なんだから。

だから、お作りするドレスは、一針一針心をこめてお作りします。